何が起きているの?#
米国の大手投資会社Apolloでチーフエコノミストを務めるトーステン・スロック氏が、AIと企業の業績についての分析を公表しました。それによると、従業員1人あたりの売上や利益率が伸びているのはアップルやマイクロソフトなどの大手テック7社だけで、それ以外の「S&P 493」と呼ばれる企業ではほぼ横ばいだといいます。社会全体の生産性についても、AIによる押し上げはまだ見えないとしています。
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なぜ海外で注目されているの?#
AIに慎重な論者として知られるゲイリー・マーカス氏がこの分析を取り上げた投稿は、約6時間半で493いいね、2万5千回以上表示されました。関連する投稿では「AIで得をしているのは今のところAIを売る側だけ」という声がある一方、「効果が出るのはこれから」「導入の仕方の問題だ」という反論もあり、議論が広がっています。同じ時期に海外の大手銀行で人員削減のニュースが相次いだことも、関心を高めています。
日本の日常ではどう関係しそう?#
この話は、私たちのAIの使い方にもヒントをくれます。会社でAIツールを導入しても、使う人の作業の流れが変わらなければ、時間はあまり浮きません。個人でも同じで、ChatGPTやClaudeに月額料金を払っていても、何に使っているかを振り返らないと「なんとなく便利」で終わりがちです。
おすすめは、1週間だけ「AIに任せた作業」と「浮いた時間」をメモしてみることです。メールの下書き、議事録の要約、献立づくりなど、効果のある使い方が見えてくれば続ければいいですし、効果が薄ければプランを見直すきっかけになります。AIを「入れること」より「どう使うか」が大事だという点は、企業でも家庭でも変わらないようです。