何が起きたの?#
海外で「人間の数学協会(Association for Human Mathematics、AHM)」という団体の会員が1,008人になりました。今年、AI企業が数学の成果を次々に発表したことをきっかけにできた団体です。会員全員が約束しているのは、商業AI企業に技術面で協力しないことと、AIが書いた内容を論文として出さないこと。さらに654人は、証明を考えるような研究の中心部分でもAIを使わないと決めています。今後は教育や学術誌について話し合う作業グループも作るそうです。
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なぜ話題になっているの?#
この話をまとめた投稿は約8.6時間で表示4.5万回、返信は108件に達しました。いいねに比べて返信が多く、意見が割れているのがわかります。支持する人は「自分で考えて身につけることに価値がある」と言います。一方、計算機科学者のペドロ・ドミンゴス氏は「頭を砂に突っ込むダチョウだ」と皮肉りました。AIが難しい証明を出すようになった今、それを確かめられる専門家ほど手を引いていいのか、という声も出ています。
日本の暮らしにはどう関係するの?#
数学者だけの話に見えますが、問われているのは「どこまでAIに任せるか」です。宿題をAIに解かせる子ども、企画書をAIに書かせる会社員。答えが早く出るのは便利ですが、自分で考える力が育たないと心配する人もいます。
今日からできることは?#
AIを使う場面と使わない場面を、自分なりに決めてみるのがおすすめです。たとえば「調べものや下書きはAIに頼る。でも最後の判断と、覚えたいことの練習は自分でやる」といった分け方です。子どもの勉強なら、まず自分で解いてから答え合わせにAIを使う。こうした順番にするだけで、AIは考える力を支える道具として使えます。